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スペイン語学徒のスペイン語国旅行記

Diario de viaje de un hispanista por los países hispánicos
堀田英夫 HOTTA Hideo

まえがき      prefacio

スペイン語を公用語としている国は21カ国(プエルトリコも国と数える)あります。これらの国々のうち今までに11カ国に(数日の滞在であっても)行ったことがあります。これらの国々は、当然ながら日常使用される言語がスペイン語であるということを含め、文化や社会でかなり共通するところがありますが、また相違するところもあります。

このサイトには、スペイン語圏のうち、筆者が訪れたところのことを、現地で見聞きしたことだけでなく、旅行の前後に調べたことと、筆者の感想も含めて書き綴った文章を掲げました。スペイン語を学んでみようかと考えておられる方や少しでも学習された方を読者として想定しています。文章の中にスペイン語の語を散りばめてありますから、日本語文を読むついでにスペイン語の語も気にしてもらえれば、スペイン語に接する機会にもなるのではないかと思います。ただスペイン語の学習のためだけでもなく、また旅行ガイドとして意図しているわけでもありません。学習や旅行ガイドには別の書籍やサイトを参考にして下さい。

一つの外国語を学ぶと、そのことばを使う人とコミュニケーションすることができるようになり、そのことばが使われている社会や文化、そのことばを使ってきた人々の歴史を学ぶことができます。逆に、そのことばが使われている社会や文化、歴史、地理などを学ぶと、そのことば独特の表現や語彙の本来の意味を知ることができ、そのことばをいっそう深く広く知ることができるはずです。このサイトが、スペイン語をさらに広く、深く学んでもらうために、いささかなりとも役に立つところがあれば幸いです。

この旅行記で扱った旅には、ほとんどを妻と一緒に行っている。ただし、1971-72年のメキシコ留学(ハラパ市編)、1996年8月のアルゼンチン調査旅行(動詞の地域差編)、2001年&2003年8月のメキシコ・プエブラ・ラス・アメリカス大学訪問(プエブラ&チョルーラ編)には、妻は同行していない。その他の妻と一緒の旅では、訪問先、そこでの行動や起こったこと、その時間や料金など詳細な記録をとってくれていた。写真も妻が多くを撮ってくれていて、さらに、持ってきたパンフレット類などの各種資料を整理して保管してくれていた。妻のこれらの記録、写真や資料がなければ、頼りない筆者の記憶だけでは、到底この旅行記を書くことができなかった。



2017/8/1.- 2020/5/1.

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