アルファベット読みは、外国人の名前を聞いて書き取るため、あるいは自分の名を書き取ってもらうために知っている必要がある。I.の練習は、文字の名を言えることを要求しているだけではあるが、それぞれ略号として意味があるものをあげている。 略号には、この問題にあるもののように文字ごとに発音するものと、ONU (Organización de los Naciones Unidos 国際連合)の[ónu]のように、語と同じように発音するものとがある。以下は、各略号の代表的な意味を添えた。 |
1) 母音、n、s で終わる語は、後ろから2つ目の母音にアクセントがくる。 2) n、s 以外の子音で終わる語は、一番後ろの母音にアクセントがくる。 3) i, u が他の母音と連なっている時(例: cambio, gracias, lengua の語末の io, ia, ua など)は二重母音なので、一つの母音(=音節)と数える。 4) これらの規則に合わない場所にアクセントがある場合は、そのアクセントのある母音にアクセント符号をうつ。 なおスペイン語ではアクセント符号も綴りに含まれるているので、そのあるなし、ある場合、位置も含めて覚える必要がある。 |
発音し得る最少単位は音節であり、ひとつの音節はひとかたまりに発音され、筆記の場合一つの単語の途中で改行するなら、音節の区切りで改行しなければならないため、音節の分かれ目を知っている必要がある。 1) 1つの母音が1つの音節の核となる。 2) 母音間に子音が1つある時は後ろの母音の音節につく。 3) 子音が2つある時は、1つは前、1つは後の音節につく。 4) 子音が3つある時は、2つは前、1つは後の音節につく。 5) ただし、二重子音: pl, pr, bl, br, fl, fr, tr, dr, cl, cr, gl, gr, メキシコでナワトル語起源語のtl、およびアクセント符号のついていない i, u ともう一つ以上の母音が並んだ二重母音、三重母音は、それぞれ一つの子音、一つの母音と数える。 6) 接頭辞がある語や合成語は、筆記上構成要素の間で音節の区切りとすることもある。 |
2020/9/2. | © 2020 HOTTA Hideo |