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Suplemento 1 (p.50)

[1] 線過去

過去における継続、反復、習慣を表す時制。時制の一致にも使う。
(1) 規則変化: -ar動詞は、-arを取り除き、-aba, -abas, -aba, -ábamos. -abais, -abanを付ける。-er動詞、-ir動詞は、それぞれ-er、-irを取り除き-ía, -ías, -ía, -íamos, -íais, -íanを付ける。
(2) 不規則変化:  不規則変化は、ver, ser, irのみ。

Cuando llegué a casa, ya estaban mis padres. 私が家に着いたとき、もう私の両親がいました。
Cuando yo era niño, jugaba en este parque. 私が子供だったとき、この公園で遊んでいました。
Juan dijo que Teresa iba con Daniel. テレサがダニエルと行くとフアンは言った。
<- Juan dice que Teresa va con Daniel.  テレサがダニエルと行くとフアンは言っている。
<- Juan dice: "Teresa va con Daniel."  「テレサがダニエルと行く」とフアンは言っている。

(3) 点過去と線過去
Ayer yo trabajé de las nueve de la mañana hasta las seis de la tarde. 昨日私は、朝の9時から午後6時まで働いた。
Mi prima vivió dos años en Honduras. 私のいとこはホンジュラスに2年間住んだ。
Mis compañeros jugaron al béisbol cuatro horas el domingo pasado. 私の仲間達は先週の日曜日4時間野球をした。
Juan supo la noticia. フアンはそのニュースを知った。

Cuando mi novio me llamó, le escribía un e-mail. 私の恋人が私に電話してきた時、私は彼にメールを書いていた。
El anciano paseaba por el parque todos los días. そのお年寄りは公園を毎日散歩していた。
¿Tu amigo sabía nadar cuando ustedes fueron a la playa? あなた方が海岸へ行った時、君の友人は泳ぐことができていましたか。(泳ぎ方を知っていましたか。)
Juan sabía la noticia. フアンはそのニュースを知っていた。

Suplemento 2 (p.51)

[1] 未来形

(1) 規則変化: 不定詞に-é, -ás, -á, -emos, -éis, -án の語尾を付ける。すべての動詞で同じ語尾を使う。
 この活用語尾の語源は、haberの直説法現在の活用形: he, has, ha, hemos, habéis, hanなので、関連づけて覚えるのも良い。
(2) 不規則変化: 一部の動詞で、語幹の部分が不定詞と形を一部変える。語尾は規則変化と同じ。
1) 不定詞語尾-er, -irの母音e, iがdになる: venir, tener, poner, valer, salir
2) 不定詞語尾-er, -irの母音e, iが消える: saber, caber, haber, poder, querer
3) 同類の変化がない動詞: hacer, decir
(3) 用法
1) 時間的に未来のことを表現する。ただし確実なこととわかっていることは現在形で表現するのが普通。
 Mis tíos nos visitarán en febrero. 私のおじ夫妻(おじ達)は2月に私達を訪問してくるでしょう。
2) 現在の推測にも未来形を用いる。
Ahora Jaime estará en casa. 今、ハイメは家にいるだろう。

[2] 過去未来形

(1) 規則変化: 不定詞に-ía, -ías, -ía, -íamos, -íais, -íanの語尾を付ける。すべての動詞で同じ語尾を使う。
 この活用語尾の語源は、haberの直説法線過去の活用形: había, habías, había, habíamos, habíais, habíanの語尾であり、すなわち-er, -ir動詞の線過去形語尾と同じなので、関連づけて覚えるのも良い。
(2) 不規則変化: 一部の動詞で、語幹の部分が不定詞と形を一部変える。語尾は規則変化と同じ。未来形で不規則であったものは、この過去未来形でも同じ語幹となる。
1) 不定詞語尾-er, -irの母音e, iがdになる: venir, tener, poner, valer, salir
2) 不定詞語尾-er, -irの母音e, iが消える: saber, caber, haber, poder, querer
3) 同類の変化がない動詞: hacer, decir
(3) 用法
1) 過去から見た未来で、時制の一致に使われる。主節の動詞が現在形で、従属節が未来形の文で、主節の動詞が過去になると、従属節の動詞は過去未来形となる。
Mis tíos dijeron que nos visitarían. 2月に私達を訪問してくるでしょうと私のおじ夫妻(おじ達)は言った。
<- Mis tíos dicen que nos visitarán.  2月に私達を訪問してくるでしょうと私のおじ夫妻(おじ達)は言っている。
2) 過去における推測
Jaime estaría en casa en esas horas. その時間にはハイメは家にいただろう。
3) 婉曲表現で丁寧な文で使われる。
Desearía hablar con el señor Navas. ナバスさんとお話ししたいのですが。

Suplemento 3 (p.52)

[1] 接続法現在

(1)規則変化: 直説法現在1人称単数の -o を取り除き、
-ar 動詞ならば、-e, -es, -e, -emos, -éis, -en,
-er/-ir 動詞なら、-a, -as, -a, -amos, -áis, -an の語尾を付ける。
 これらの語尾は、不規則変化も同じ。
(2)不規則変化
1) 語幹母音変化動詞: pensar, mostrar, dormir
2) 直説法現在1人称単数の語尾が -o でない動詞: ir, ser, dar, saber, haber, estar
estar の接続法現在
単数複数
1人称estéestemos
2人称estésestéis
3人称estéestén
(3) 接続法の用法
que ではじまる従属節で表現されることに対して、
1)願望、意志、命令、
2)感情、価値判断、
3)疑惑
の意味が持たれている時、節の中の動詞は接続法になる。別の言い方では、
1) 従属節で表現されることが実現して欲しい(しないで欲しい)という意志を持っている。
Quiero que vengas. 君に来て欲しい。
2) 従属節で表現されることに対して感情を持っている、価値判断をしている。
Me alegro de que vengas. 君が来てくれて嬉しい。
3) 従属節で表現されることの真偽に疑いを持っている。
No creo que vengas. 君が来てくれるとは思わない。
「主語+動詞+目的語」の文で、目的語に名詞節がはめ込まれた時、主節の動詞の意味で判断する。従属節は、名詞節で主語となったり、形容詞節となったり、副詞節となったり、独立文になったりする。
(1) Es mejor que pregunte allí otra vez. (主語)
Que le vaya bien. (p.46) ("Deseo" とか "Espero" などの主節の動詞が省略されていると解釈できる)
¡Que sea pronto! (p.50) (上と同じ)
(2) Es lástima que Naomi ya tenga que volver a Japón. (主語)
(3) Dudo que vengan en seguida. (目的語)

Quiero que estés conmigo. 君が私と一緒にいて欲しい。
Daniel pide a Naomi que le enseñe algún restaurante bueno. どこか良いレストランを教えてくれるようにとダニエルはナオミに頼んだ。
Mis padres me permiten que vaya al extranjero a estudiar. 両親は私に外国へ留学することを許してくれている。
Te recomiendo que no fumes. 君はタバコを吸わないように私は勧める。
¡Ojalá haga buen tiempo mañana! 明日良い天気でありますように。
Te traigo este libro para que lo leas. この本を君が読むために私は君に持ってきた。

Me alegro mucho de que disfrutes de la excursión. 遠足を君が楽しんでいてくれて私は大変嬉しい。
Me alegro mucho de que hayas disfrutado de la excursión.  遠足を君が楽しんだのは私は大変嬉しい。
¿Es justo que él sea galardonado con un premio? 彼が授賞するのは正当だろうか。

Dudo que ella no lo sepa. 彼女がそのことを知らないとは疑わしい。
No creo que Jaime hable japonés. ハイメが日本語を話すとは私は信じられない。
Quizá lo sepas. 君はたぶんそのこを知っているだろう。
Cuando terminemos este trabajo, te llamaré por teléfono. 私達がこの仕事を終わったときには、君に電話するだろう。

Suplemento 4 (p.53)


[1] 命令形 「〜してください」

(1) Usted, ustedesに対する命令形
接続法現在3人称の動詞形を用いる。usted, ustedesは普通、動詞の後にくる。
Oiga usted, por favor. すみません。(どうか聞いてください。)
Pasen ustedes. どうぞこちらへ(どうぞあなた方お通り下さい。)
(2) 命令文での間接目的格「〜に」、直接目的格「〜を」の人称代名詞の位置
1) 肯定命令: 動詞の後に、間接目的格「〜に」、直接目的格「〜を」の順にくっつける。
Dígaselo. 彼(女)(達)にそのことを言ってください。
Hágalo. そのことをして下さい。
2) 否定命令: no+間接目的格「〜に」+直接目的格「〜を」+動詞の順に置く。
No se lo diga.  彼(女)(達)にそのことを言わないでください。
No lo haga.  そのことをしないで下さい。
(3) tú, vosotrosに対する命令形
1) 肯定命令では、túに対して、直説法現在3人称単数の動詞形を、
2) vosotros/-asには、不定詞-rを-dにした動詞形を使う。
3) 否定命令には、túに、接続法現在2人称単数の動詞形を、
4) vosotros/-asに、接続法現在2人称複数動詞形を使う。
5) 目的格代名詞の位置は、usted, ustedesへの命令と同じ。肯定命令では動詞の後につけ、否定命令ではnoと動詞の間に置く。
6) túに対する肯定命令不規則形のある動詞が少しある。否定命令はそれぞれの動詞の接続法現在2人称単数形。
不規則形: poner -> pon, tener -> ten, venir -> ven, salir -> sal, hacer -> haz, ser -> sé, decir -> di, ir -> ve

Dime. 私に言って。Dígame. 私に言って下さい。Dámelo. 私にそれをちょうだい。Démelo. 私にそれをください。
No me digas. 私に言わないで。No me diga usted. 私に言わないで下さい。No me lo des. 私にそれをくれないで。No me lo dé. 私にそれをくださらないで下さい。

Suplemento 5 (p.54)


[1] 基数

1) 11から15を除いて、十位と一位の間のみyが使われる。16から19、21から29は、y が i と書かれ全部で一語で書かれる。
2) uno と cientos は女性名詞に関わる時は女性形: una、cientasを使う。
3) uno は、男性名詞の前で un, 女性名詞について言う時は una となる。veintiuno(21)は、男性名詞の前で veintiún, 女性名詞について言う時は veintiuna となる。
4) cien(100)は、100未満の端数がある時は、ciento となる。
5) millón は名詞なので、百万は、un millón、複数形は millones を使い、「百万の〜」という場合は、deという前置詞がいる。
6) 桁区切りの記号は、英語のコンマ「 , 」ではなく、点「 . 」を3桁ごとに使う。この桁区切りごとに mil や millón で読んでいく。

[2] 序数

1) 形容詞と同じく名詞の性数に一致して語尾変化: -o, -a, -os, -as を持つ。primero と tercero のみ、男性単数名詞の前で-oが消える。

Suplemento 6 (p.55)

[1] 曜日

1) 前置詞なしで、「〜曜日に」の意味でも使う。
2) 複数形で「毎週〜曜日に」の意味になる。los martes(毎週火曜日に), los miércoles(毎週水曜日に)...
3) 英語と異なり、語頭が小文字。

[2] 月名

1) 「〜月に」には前置詞enを使う。 en enero 1月に
2) 英語と異なり、語頭が小文字。

[3] 季節名

1) 「〜に」には前置詞enを使う。en verano 夏に en el invierno その(今度の)冬に

[4] 方角

1) al sur 南に、南方に en el este 東で、東部に

[5] 関係代名詞

(1) que は人にも物にも使われる。a, con, de, en 以外の前置詞を前に伴うことはできない。

El señor es el padre de Luis. その男の人はルイスのお父さんです。+ El señor está allí. その男の人はあそこにいます。
El señor que está allí es el padre de Luis. あそこにいる男の人はルイスのお父さんです。

(2) quien (quienes) : 先行詞は人、それに数の一致をさせる、前置詞を伴う時か、コンマの後で使う。
(3) el que (la que, los que, las que; lo que) : 先行詞は人、物、こと、それに性数一致させる。口語的。前置詞を伴う時か、コンマの後で使う。
(4) el cual (la cual, los cuales, las cuales; lo cual) : 先行詞は人、物、こと、それに性数一致させる。文語的。前置詞を伴う時か、コンマの後で使う。


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更新日 2007年 2月22日