(1) 語形変化
1) 修飾する注)名詞が複数形なら形容詞も複数形にする。複数形の作り方は名詞と同じ。
(2) 名詞を直接修飾する時の位置
1) 人やものの性質・状態や所属・分類を説明する形容詞は、名詞の後にくるのが普通。
puerto rico 豊かな港 |
costa rica 豊かな海岸 |
nueva casa 今度の家 |
casa nueva 新築の家 | |
viejo amigo 旧友 | amigo viejo 年老いた友 |
(1) ser (〜である) と estar (状態・所在、〜にいる・ある、〜である)
ser: A es B. A=Bのように、AがBと同じであることを示す。数学の=とは違い、逆のBがAと同じとは言っていない。Bは、分類(国籍、出身地、所属団体..)、特性(形容詞の属性を持ったものとして分類)を表す
estar:(1)状態: A está B. でAの状態(主語の基準からの逸脱としての形容詞の属性)、動作の結果を表す。(2)所在: A está en C. でAがCにあることを示す。
(2) ir (行く)
1) ir a場所 (en乗り物) : (−で)〜へ行く
2) ir a不定詞 : 〜するつもりだ(近い未来)
3) vamos a不定詞 : さあ〜しよう(誘いかけ、呼び掛け)
(1) 動詞 haber の直説法現在3人称単数形。hay 〜 における 〜 は主語でない注)ので 〜 が単数でも複数でも動詞 hay は不変化。主語は表現されない。
(2) hay と estar
日本語では、同じ存在を表すのに「ある」と「いる」を区別している。「*庭に犬がある。」とか「*電話がテーブルの上にいる。」と言えない。スペイン語でも区別のしかたは違うが、hay と estarは区別して使われる。
有るか無いかを表現する時は、hay を使い、有る(いる)ことがわかっているものについて、その場所を表現する時に、estar を使う。
Hay un perro en el jardín. 庭に一匹の犬がいる。
El perro está cerca de un árbol. その犬は一本の木の近くにいる。
(1) a
1. a +場所:「〜へ」 目的地を表す。
2. a +人:「〜に」、間接目的語(〜に)。
3. a +人:「〜を」、直接目的語(誰々を)が特定の人の場合、前置詞aが必要。物の場合は不要。
4. ir a +不定詞のような動詞との組合せで使う。a +不定詞には、「〜しに」の意味があるのでir a +不定詞には、「〜しに行く」と訳せる場合がある。
(2) de
1. de +〜:「〜の」 所有、所属、材料などを表す。
2. de +場所:「〜出身」、「〜から」